僕はカッティングが大好きです。特に歯切れの良いカッティング。聴いて
「うわー!気持ちいいー!」
となります。今日はこの「歯切れの良さ」を説明しようと思います。
そもそもカッティングとは、ブラッシングやミュートを使い、出したい音をキレ良く聴かせる奏法です。
例えばこんなカッティング↓
赤丸内バツ印の部分がブラッシング(ミュート)部分になります。この時のミュートですが、ネック側の指でやります。なので、押し弦してる指の形のまま、力を少し抜くだけです。弦から指を離すと開放弦が鳴ってしまうので、指は弦についたままです。
この譜面通り弾くと、Cコードの指の形を変えず、ネック側の指の力だけを、
「抜く、力入れる、抜く、力入れる、抜く、力入れる、抜く、力入れる」
を繰り返すだけです。ピッキングはダウンでも、ダウンアップ(オルタネイト)でもOK。
そして大事なのが、押し弦(力入れる)の長さです!ここで歯切れ良さが激変してきます。
まず、歯切れの悪いカッティング。、棒線で例えるとこんな感じ↓
そして歯切れの良いカッティングはこんな感じ↓
簡単に言うと、歯切れの良いカッティングはつま先でチョンチョンと進む感じ。
逆に歯切れの悪いカッティングは、足のかかとをしっかり地面につけて、ベタベタと進む感じです。
スタッカートで弾くかどうかの違いですが、譜面に記載されてない事も多いので、キレを出したい時は、つま先でチョンチョンするイメージで弾いてみてください。
そしてそして、もっとキレ良くしたい方!更に良い方法があります。押し弦する時ですが、
ハーフミュート音を狙ってください。
力加減が難しいと思いますが、本当ーーーーーに少しだけ力を入れる感じです。譜面にすると、
色がかなり薄いです。先程の歯切れの良いカッティング(つま先でチョンチョン)の力加減が10だとすると、更に歯切れの良いカッティングは5くらいです。つま先の皮で、
「ピッピッ」って感じです。
ほとんどブラッシング音と大差ない感じになるのですが、合わせて弾くと凄いキレ良く聴こえます。
ですので、押し弦の長さではなく、押し弦の力加減でキレを出す。といった感じです。
動画でも解説してますので、良かったら動画で確認してみてください。
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