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小林フミトモ

低音感のあるアルペジオ

アコギでもエレキでもよく使う奏法「アルペジオ」

アルペジオはコードを押さえ、弦を一本一本弾くのですが、弦を弾く順番は特に決まりがありません。でも一つだけ気をつけてほしいのが、コード感をしっかり伝えた方が良いと思います。

コード感がないと初めて聴く人は「?」しか残りません。わざとそういう演出ならアリですが、ただ適当にアルペジオをすると、曲の雰囲気が伝わりにくくなります。

コード感とはルート音をしっかり出す事です。ルート音とは一番主役となる音です。

例えばCコードなら5弦3フレットの音。Eコードなら6弦開放弦。Fなら6弦1フレット。コードの一番低音がルート音(主役)になります。そのルート音(主役)に3度や5度などの音が合わさって和音となるので、主役を弾かず3度や5度だけ弾いても、「?」になるという感じです。

麻婆豆腐で例えると豆腐が無いみたいな感じです。

そこで今回低音感をしっかり出すアルペジオを紹介します↓

が低音部分です。小節の頭と終わりを、低音にして次の小節に繋げると、低音&コード感が全面に出るアルペジオになりますので、弾き語りの方は勿論、バンドでもベースが無い箇所のアルペジオには持って来いです!

ストロークの場合はコードを一気に弾くので自然とルート音が入るのですが、アルペジオの場合は1本1本弾くのでルート音を意識することが大事です。動画でも解説してますので良かったら参考にしてみてください。

 

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