先日、スタジオレッスンで生徒様からこんな質問がありました。
「Emは6本の弦全部使っているのに、なんで3和音なんですか?」
前にも他の生徒様から同じような質問をされましたので今回は和音について少し話そうと思います。
ギターの和音は基本3和音、4和音が中心となります。中には少ない音でパワーコード(1度と5度の2和音) テンションノートをつけた5和音。更には6和音なんかの強者コードもありますが、基本は3和音と4和音が多く使われます。
質問の「Em」は3和音の構成で成り立っています。どういう事かと言いますと「Em」は6弦から、
6弦→「ミ」
5弦→「シ」
4弦→「ミ」
3弦→「ソ」
2弦→「シ」
1弦→「ミ」
「ミ、シ、ソ」の3つしか鳴っていません。あとはオクターブ違いの音が同時に鳴ってるだけで、オクターブ違いの同じ音はまとめて1つと数えます。
6弦、4弦、1弦は2オクターブ違いで「ミ」
5弦、2弦は1オクターブ違いで「シ」
3弦は「ソ」の1つだけ。
ですので「ミ、シ、ソ」」の3和音という事になります。確かに6本の弦を弾くので、6和音では?と思いがちですが、オクターブ音が重なってるだけで実際は3和音ということです。これに7thの音など足すと4和音になります。
まずは3和音コードから把握した方が良いと思います。オリジナル譜面を載せますので良かったら参考にしてみてください。※譜面はCメジャースケールコードです。
コード音を把握すると理想のフレーズや作曲ができます!更に詳しく知りたい方は一度、無料体験レッスンにお越しください。お待ちしております。
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