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ライブ演奏での現象

小林

ライブの時、テンションが上がったり緊張したりすると自分でも信じられないくだらない失敗や間違いをしてしまいます。

スタジオや家では絶対に間違わないフレーズを間違ったり、張り替えたばかりの弦が切れたり、シールドにつまずいてコケたり、ライブでは当たり前のように起こります。

ステージには魔物が住んでるとよく言いますが、これって気持ちが高揚してるから起こる現象だと思います。

仕事や勉強の合間をぬって睡眠も削り、何百回も同じフレーズを練習してメンバーでスタジオ練習を繰り返し「こうやった方がお客さん喜ぶかな?」「こっちの方が感動するかな?」など試行錯誤してからのライブなので気持ちが上がらない方がおかしいです。

気持ちが上がるのは良い事だと思うのですが、僕的に1つだけ気持ち悪い現象が起こり

ます。

それは普段の練習よりライブ時のBPM(曲の速さ)が凄く遅く感じてしまう事です。

BPM→ビート・パー・ミニット医学用語では心拍数の事を示すのですが、僕自身の

心拍数がライブ時、普段の練習時よりも上がってしまっているので、曲の速さに違和感が出てきてしまいます。

「あれ?ドラム随分遅いなー!」ってなります。

あとでそのライブの映像を確認すると全然遅くないんです。むしろメンバー全員の心拍数が上がっているのでいつもの練習より速いんです。

しかしそれにも増して僕の心拍数が速かったので、ライブの時は遅く感じるという現象です。

リズムが遅く感じてしまうと、ギターのサスティーンも気なってしまい、ついついGAINを上げがちになってしまうので、音にも影響が出てあまり良い事がありません。

そこで僕が考えた対策は完全にドラムを信用することです。

モニタ ーもドラム3点だけをもらい、ライブ時に遅く感じても

「自分が緊張しすぎなんだ!落ち着け俺!ドラムをよく聴け!逆にドラムより遅く弾け!」

と心の中で唱えるようにしました。そうする事でドンドンその現象が薄くなってきました。人によって緊張度合いは違うので心拍数も変わってきます。

それは人間なので仕方ないです。それをふまえてライブだと思うし、バンドだと思います。逆にドラムの方で僕と同じく曲が遅く感じてしまうなら、メンバーの中で一番落ちついてる人に合わせることをオススメします。

バイトーン音楽教室

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