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小林フミトモ

ギター指板上にある音の覚え方

今年は暑いですね。と毎年言ってますが、今年は本当に暑いですね。ボクシングの山根会長くらい熱いです。

先日、生徒さんから「ギターを弾く時、音のポジションはやっぱり、全部暗記しないとダメですか?」と質問され、すごい戸惑ってしまいました。なぜなら

暗記してないからです。

もっと言うと、暗記というより、指が勝手に覚えてるという感じで、何弦何フレットは何の音?と質問されると、ギターを持たないと答えられない感じです。

でも逆にギターを持つと、このkeyなら、ここと、あそこと、そこに1度の音があるから、そこからスケールをなぞれば、自然と音の配置が分かるって感じです。

大切なのは、1度の音がどこにあるか把握する事です。

今日はその1度の音を瞬時に見つけるコツを書きたいと思います。

まずギターにはオクターブ奏法ってのがあります。そしてオクターブ奏法は、弦の組み合わせ方によって、指のフォームが変わってきます。

そのフォームは大きく分けて4つあり、

■6弦と4弦。5弦と3弦のオクターブ奏法フォーム(1)

 

■4弦と2弦。3弦と1弦のオクターブ奏法フォーム(2)

 

■4弦と1弦。5弦と2弦のオクターブフォーム(3)

 

■6弦と3弦のオクターブフォーム(4)

この指のフォームを使い指板上の1度の音を探し、そこからスケールを弾けば、自然と全ての音が見えてくる。といった感じです。

例えば、Gの1度の音は6弦3Fにあります。そこから、この4つのフォームを使い、ギター指板上にある、Gの1度の音を、探していきます。

6弦からなので、ここは単純に1つ目のフォーム(6弦と4弦)を使います。そうするとこのフォーム。

そうです。4弦5FもGの音になります。まずこのフォームを覚えてください。そして4弦から更にオクターブ違いで、3つ目のフォーム(4弦と1弦)を使います。

1弦3FにもGがありました。あ、でも4弦という事は2つ目のフォーム(4弦と2弦)も使えます。

2弦8FここにもG。そして更にハイポジの方に移動し、3つ目のフォーム(5弦と2弦)

5弦10Fまで来ました。5弦という事は1つ目のフォーム(5弦と3弦)が使えるので、

3弦12FもG。てな感じでオクターブ奏法のフォームを使い、どんどんフレットを移動し、フレット全体のGのポジションを把握していきます。

ざっくりですが指板上にあるGの配置はこうなります。

12F以上のハイポジションも同じフォームで探し出す事も可能で、開放弦も同様です。

1度の音が把握できたら、そこを基準に3度、5度、7度、など見つけやすくなるので、まずは1度の音を、オクターブ奏法フォームを使って探し出してみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

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