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執筆者の写真ギター作曲講師小林 史知

コード感のあるフレーズ


ギターを弾く方なら必ず言われる言葉があります。「なんか弾いてよ!」この無茶振りに困った方は多いと思います。漫才師に向かって「なんか面白い事やってよ」と同じです。ちゃんと相方がいてお客さんの層に合わせたネタを決め、小道具なんかの仕掛けや衣装を決めやっと笑いが取れるという流れがあるのに、漫才師ならすぐに面白い事やってみろ!これは可哀想です。

「なんか弾いてよ!」と言われギターの単音弾きをいきなり弾いても自分は頭の中ではコードが鳴ってるので成立してるのですが、初めて聴く方は単音で弾かれても「?」しか残りません。そこでオススメなのがギャロッピング奏法です。

ギャロッピング奏法とは低音(ベース)と高音(フレーズ )を同時に弾き一人二役となりますのでかなり難しいのですが、フレーズを弾きながらコード感が出ますので一人で練習していても楽しい奏法です。これだと初めて聴く方でも曲として成立しているのでフレーズも伝わりやすいと思います。

ギャロッピング奏法が弾けない方は、コード感があるフレーズをオススメします。そこで僕の考えたフレーズを紹介します。ギャロッピング奏法とは違いますが、低音でまず弾きコード感と流れを先に伝えます。そしてその低音の間にフレーズを入れていく感じです。少ないベーズ音から始まりドンドンフレーズを足していくので、短いフレーズでも盛り上がり感を出せて、しかもコード感がありますので効果抜群です。そしていつ何時言われても大丈夫なように指弾きにしてます。僕はいつも「何か弾いてよ」の無茶振りにはこのフレーズを弾いてますのでよかったら皆さんも参考にしてみてください。

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