よく作曲レッスンや教則本、DVDなどで「トニック」「サブドミナント」「ドミナント」というワードが出てきます。
作曲の土台であるコード進行を作る時に活用されるのですが、何気なくTVから流れる曲や童謡やまたは学校での入学式や卒業式など「起立、礼、着席」の時に使うピアノ音も
「トニック、ドミナント、トニック」の流れになってます。
同じコードをずっと繰り返してると飽きてくるので、違うコードを使って起承転結にしましょう!その為に分かりやすくコードを分類して配置させた方が効率的ですよ。という事です。
Cのkeyで解説しますとCのダイアトニックコードは
C |Dm|Em|F|G|Am|Bm♭5です。
「トニック」は基盤であるCになるのですが、そのCにも仲間のコードがあります。仲間のコードとは同じ音が2つ入ってるコードです。
Cは「ド、ミ、ソ」の和音です。
Emは「シ、ミ、ソ」
Amは「ラ、ミ、ド」
Cコードに対してEmは「ミ、ソ」Cコードに対してAmは「ミ、ド」3つの音の中、同じ音が2つ入ってます。半分以上同じ音なので同じコードの仲間にしましょう!という感じです。
なので C|Em|Amはトニックチームになります。分かりやすく動画でも解説してますので是非ご覧ください。
他のサブドミナント、ドミナントも同様に同じ音が2つ入ってる音をチームにして
「トニック」「サブドミナント」「ドミナント」の3チームが出来上がります。
例えばトニックチームだけでコード展開すると同じ音が2つもあるので、メリハリの薄いコード展開になってしまいます。そこで違う音のチームを使うとメリハリがでるコード展開になり起承転結のあるメロディに導いてくれます。コード進行は曲の土台ですので、しっかりと音を把握して組み立てる事をオススメします。
これをしっかりやっておくと、理想の作曲ができやすくなりますので、ぜひぜひトライしてほしいです!
更に詳しく知りたい方は「サブドミナント」「ドミナント」の解説。トライアド解説。作曲でよく使われる王道コード進行紹介。そして有名曲の特徴をヒントにした作曲方法などのセミナー動画もありますので良かったらチェッックしてみてください↓
<小林流作曲セミナー動画>
Comments