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締まりのある音

当ギターレッスンでは、色んなジャンルのギターをレッスンしています。演歌、童謡、ロック、メロコア、POP、etc,,,

その中でもミクスチャーロックというジャンルがあり、僕は大好きなジャンルです。

ミクスチャーの大御所、LINKINPARKの「OneStepCloser」という曲をレッスン課題曲にしている生徒さんがいるのですが、こんなフレーズが出てきます。

ドロップDチューニングです。基本、人差し指1本で弾けるフレーズですが、×印の箇所カッティング音も人差し指1本で弾くと、本当に少しだけですが、ナチュラルハーモニクス音も混ざってしまう事があります。

生音だと確認しにくいですが、アンプやエフェクターで歪ませると、分かりやすいと思います。

このハーモニクス音を無くし、カッティング音だけにしたい場合、他の指をプラスしてミュートする事をオススメします。やり方は簡単です。

まず押し弦する時は人差し指1本。こんな押さえ方↓

そしてカッティング音の時、他の指を弦に触れるようにします。こんな押さえ方↓

こうすると、複数の指で完全に弦をミュートする事になり、ナチュラルハーモニクスの音が鳴る事は、まずありません。そして締まりのあるカッティング音になります。

ナチュラルハーモニクスは、特定の指板にまで押さえつけず、軽く触れる程度の状態でピッキングし、直後に指を離すことによって高い音(倍音)を出す奏法です。

なので、人差し指1本でのカッティングだと、意図せずハーモニクスが鳴ってしまう場合があるので、締まりのあるカッティング音を鳴らしたい場合は、複数の指を使うと良いと思います。

逆にこのハーモニクスが少し混ざったカッティング音も、僕は荒々しくて好きなので、曲の雰囲気によって使い分ける事もできます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

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