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ピックの振り方

先日、新しくギター教室にご入会された生徒様から、ストロークの時ピックの振り方が難しい。。と相談されました。

ストロークは手首のスナップを使って弾くのですが、慣れるまで少しコツが必要です。

弦との距離の問題もありますし、腕の置き方も大切となってきます。腕はストラトでいうとボディがカーブになってる、エルボーコンター加工部分に置きます。

ここに腕を固定させて、自然に腕を伸ばすとピックの手が、ネックとブリッジの間くらいにきます。その時、手首を内側に曲げたりしないで、自然と伸ばすのが大事!

ここまでは簡単です。ここからピックを持って弦を弾くと、大抵の方は手首を使わず、腕を上下に動かし弦を弾きます。それはNGです!

手首を使わないで弦を弾くとピックはこう動きます。

これでも音は鳴るのですが、ピックが弦に噛んでしまい、ストロークがやりにくいです。ストロークどころか弦に噛んでピックを落としてしまいます。そして速いストロークができません。

そこで必要なのが手首の動きです!

手首のイメージは、パソコンなどを掃除する時、小さいホウキでホコリをはらう手首のイメージです。こんなホウキ↓

このホウキで、手首を使わず腕の動きだけでホコリをはらう人は少ないと思います。ちょっとジェスチャーでやってみてください。自然と手首を使っているはずです。

この感覚と一緒でストロークの振り方も手首を使います。そして弦の頭をピック先でなでるように弾きます。そうするとこんなピックの動きになります。

ピックを上下にはらう弾き方をすると、弦に噛むことなくストロークができて、しかも自然な音になります。強い音を求める時は、弦にピックを深く入れると強くなります。ですが、はらう感じで弾くと、ピックが弦に噛まないので、自然な強い音が鳴ると思います。

最初は感覚が難しいと思いますが、これも回数を重ねると出来ると思います!大事なのは、

小さいホウキでホコリをはらうイメージ!です。

 
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